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発達障害|垂水区 たかの発達リハビリクリニック

発達障害

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代表的な発達障害

代表的な発達障害には
「知的発達症(IDD)」
「自閉スペクトラム症(ASD)」
「注意欠如多動症(ADHD)」
「限局性学習症(SLD)」
「発達性協調運動症(DCD)」
などがあげられます。

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IDD

知的発達症

知的発達症/知的発達障害は、以前は、精神(発達)遅滞とも呼ばれていましたが、現在、その言葉が使われることはなくなりました。

知能指数(IQ)が、50-69は軽度、35-49は中等度、20-34は重度、19以下は最重度と分類されています。IQ70-85は境界知能と言われますが、知的障害は、単にIQの数値だけではなく、実際の生活機能評価をあわせて判断されるものです。

ASDの診断基準は、以下の4つを満たすものです。

  1. 社会的コミュニケーションおよび相互関係の持続的な障害
  2. 行動・興味・活動が限定的で反復的である
  3. 症状は発達早期からある
  4. 症状が日常生活や社会生活に重大な障害を引き起こしている

1は、言語的にも非言語的にも人間関係を円滑に結ぶことがむずかしく、相互のやりとりでの対人関係を結ぶことに困難がある、ということです。

 

2は、こだわりが強く、同じことを同じようにくり返し、それに対する変化に強く抵抗を示す、ということです。感覚の過敏さから生じるものもこれに含まれます。

 

そして、症状が日常生活や社会生活に重大な障害を引き起こしている場合に診断されます。

ASDの正確な有病率は不明ですが、1.5%前後と言われています。その中で、知的障害を伴うものは0.3~0.5%と言われています。男女比で4:1と、男児に多く、何らかの生物学的要因があると思われます。

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ASD

自閉スペクトラム症

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ADHD

注意欠如多動症

不注意、集中力のなさと多動性・衝動性を主症状とした症候群で、症状は、2つ以上の状況(例えば、学校と家庭)でみられること、12歳までに出現することが条件です。

この症状が、学業を含む社会生活や日常生活に、明らかに著しい支障をきたしている場合に、ADHDと診断されます。
また、この症状が、他の精神疾患ではうまく説明できないこととされていますが、重度の知的障害がある場合の多動は判断困難で、個人的には、知的障害はあっても、軽度でなければ診断はむずかしいと思っています。
有病率は、小児期の7~10%と言われ、男女比は、5:1で圧倒的に男児に多いと言われていますが、私自身は、実数はもうすこし少ない印象で、意外に女児にも多いと思っています。

学習障害は、全般的な知的発達に遅れはないが、読む、書く、計算する、推論するなど特定の能力が著しく低いものです。

幼児期から文字に興味を示さない、数を数えられないといった特徴が現れますが、症状が特に目立つようになるのは学童期に入ってからであることが多いです。
一般的には、読字障害(ディスレクシア)、書字障害(ディスグラフィア)、算数障害(ディスカルキュリア)に分類されます。
学習障害は、現在のところ根本的な治療方法はありません。
全般的な知的な能力が低いわけではないので、苦手なことへの対応方法や代償ツールなどを学ぶことが大切です。

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SLD

限局性学習症

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DCD

発達性協調運動症

発達早期から、動作や協調的な体の使い方、運動技能が明らかに拙劣で、年齢や学習、練習にも関わらず明らかに不器用なものをいいます。

発達障害の多くのケースで、運動の不器用さも伴っていることが多いのですが、運動、動作面で明らかに不器用さが目立っており、日常生活に支障をきたしているのがDCDです。

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小児神経科・リハビリテーション科・児童精神科
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