自閉症の特徴をネットで調べてみた-垂水区｜たかの発達リハビリクリニック

自閉スペクトラム症（ASD）の特徴をネットで調べてみました。
もちろん、診断基準のことも書いてあるのですが、以下のようなことが早期発見（？）に特徴的というようなことがよく書いてあるようです。

 

• 服のタグを嫌がる
• つま先歩きをする
• 回るものが好き
• 自分もクルクル回る
• 水、とくに流れている水が好き
• おもちゃなど物を一列にならべる
• 手が汚れるのを嫌う
• 逆さバイバイ（手のひらを自分の方に向けてバイバイする）をする
• クレーン現象（物を取るとき、人の手を取って取らせようとする）がある
• 音や匂いに敏感
• 横目で見る
• 反りが強い

 

たしかに、このような特徴は、ASDのお子さんにみられることが多いかもしれませんが、こどもたち全般によくみられることでもあります（反りが強いは除く）。
こどもはだいたいくるくる回るものが好きで、自分も回ったりします。歩けるようになるとつま先歩きもしますし、横目で見るのも得意です。物やおもちゃを一列に並べることに関しては、並べない子の方が珍しいのではないでしょうか。
クレーン現象については、自分のできないことしようとするときや親にもやらせようとして、親の手を持っていくことはよくあります。
逆さバイバイはASDのお子さんでも、それほど見ることはないと思うのですが、一度、両手でバイバイをしてくれた子が、片手は普通のバイバイ、もう片方が逆さバイバイで、お、やるなと思ったことがあります。ちなみに、定型発達のお子さんです。
反りが強いに関しては、そういう一群のお子さんがおられます。その中の一部に何らかの発達の問題があるお子さんもおられます。首も据わっているかいないかくらいなのに、反りが強くて、寝返りをしてしまう子がおられます。ただ、そういうお子さんのすべてに発達の問題があるわけではなく、症状がそれだけの場合は、とくに問題はないことがほとんどです。

以上思うところは、これらの特徴はあまり気にしすぎない方がいいのではないかということです。
普通に接している中でのやりとり、これは別に言葉に限らずですが、違和感や、お互いの関係性がうまく築けないというようなことなどの方が重要だと思います。

 

松任谷由実の50周年記念コンサート「The Journey」に行ってきました。
行く前には、ユーミンも声が出なくなってきて、大丈夫かなとか思っていました。
確かに、歌いだしても、「えっ、この曲こんな歌やっけ」というところもないわけではありませんでしたが、ステージを右へ左へ、上へ下へと駆け巡り、早着替えもして、元気一杯でした。お金も人もかかっている熱いコンサートでした。

観客席の年齢層も高くて、観客席の声量も弱めではありましたが。
アンコールの3曲が、「守ってあげたい」「やさしさに包まれたなら」「春よ来い」で、さらに追加の一曲が「瞳を閉じて」で、おっさんには泣けるセットリストでした。
その中で、彼女が、「ここまで来れたのは多くの人のおかげです。これからあとどれくらい生きられるのかわからないけど、私にできること全部を返していきます。」というようなことを言っていました。
この言葉にちょっと感動しましたが、その気持ちはとてもよくわかります。私も年をとってきて、あとできることには何があるかを考えます。
このクリニックの経営がもう少し安定すれば、また、世間に役立てるよう次の何かに還元していきたいと思います。
あの熱量で毎日仕事ができるわけはありませんが、もう少し頑張ってやっていこうと思いました。

阪神タイガースが38年ぶりの日本一になりました。
とくに大型の補強を行ったわけでもない就任1年目の日本一ですから、岡田監督の手腕は大きいと思います。
最終戦までもつれ込んだ接戦のシリーズでした。いい試合が多かったです。

このシリーズの阪神の勝因はいろいろ言われていると思いますが、あまり言われてなさそうなことを言うと、最終戦、結果的には、先制点のノイジーの3ランで決まったのですが、その次の回の3点の追加点が試合の流れとしては大きかったと思います。
あの時、中野のショートゴロゲッツーでチェンジ、この回終了となったのですが、リクエストで判定が翻り、その後、森下、大山、ノイジーの3連続タイムリーヒットがでました。
そう、何があるかはわかりません。何があってもあきらめずに最後まで全力疾走をすること、この大切さを改めてしらされました。
どうですか、いい話にまとまったでしょう。

10月15日にクリニックでハロウィンパーティーをしました。多くの方にご参加いただきました。
当院としては、初めてのイベントの試みでしたので、至らぬ点も多々あったと思いますが、みんなのダンスは上手でかわいくて、仮装をしてきてくれたお友達もいて、我々は大変楽しかったのです。
みなさまも楽しんでいただけましたでしょうか。
次回は、12月17日にクリスマス会を予定しています。是非、また、お越しになってください。

今月の一曲は、松任谷由実「DESTINY」です。ユーミン得意のストーリー性のある歌ですが、今の時代にちょっと古い感じがします。私は好きですが。
また会う日が生きがいだったと今日わかったのに、いつかは見返すつもりでいつも着飾っていたのに、今日にかぎって安いサンダルをはいていた。
そう、「結ばれぬ　悲しいDestiny」ですね。安いサンダルというのが、またいいなと思うのですが、このあと、この女性はどうなったのでしょうか。

1. こんなチャラい男にだまされて、外見ばかりを気にして、私は大切なものを見失っていた。今日わかった、内面からでてくる真の美しさを磨こう。
2. もっと高いものを身につけて、美しさに磨きをかけて、絶対に負けないように着飾って、エレガントな女性になってやる。

 

私としては、2ですね。2であってほしいですね。そう、悲しいdestinyではないことを証明するためにも、ここで方針を変えたら負けです。絶対負けずに頑張ってほしいです。

 

どこまでもうすい氷の上を行く　ずっと一人で知らないふりで

 

著者　たかの発達リハビリクリニック　
院長　高野　真